データ復旧のデータサルベージ 、今日の記事
データ用語集、vol.62の今回は「PPPoE」をご紹介します。
PPPoEとは、PPPの機能をEthernetを通して利用するためのプロトコル。
インターネット関連の技術標準を策定するIETFにより、
RFC 2516として標準化されている。
PPPはもともと、電話回線やISDN回線など、
八個を要する通信回線を介してネットワークに接続するために開発されたが、
これをLANなどの
「つなぎっぱなし」
の環境でも利用できるようにしたものがPPPoEである。
通常のPPPと異なり、
ネットワークカード固有の「MACアドレス」によって双方のコンピュータを識別し、
その間に仮想回線を展開している。
PPPoEを利用すると、
LAN上からもユーザ認証やIPアドレスの割り当てなどが可能になる。
これを利用すれば、
ADSLやCATV、光ファイバーなどによる常時接続サービスにおいて、
接続するプロバイダを簡単に切り替えられるようになる。
日本国内でも、
多くのADSL接続サービスがPPPoEを採用している。
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