データ復旧 のデータサルベージ 、今日の記事
データ用語集、vol.98の今回は「FAT」をご紹介します。
FATとは、MS-DOSやWindowsなど、
Microsoft社製のOSで利用されるファイルシステム。
単に「FAT」という表現を使う場合はFAT16を指すのが通常。
フロッピーディスクやハードディスクの中に記憶されるデータの管理を行う。
Windows3.1などで使われていたFAT16では、
ディスクを2の16乗(=65536)個の小さな単位(クラスタ)に分割して管理していた。
しかし、大容量のハードディスクが増えるにつれて効率が悪くなってきた上、
2GBを超えるサイズのハードディスクでは必ず複数のパーテションに分割して
使わなければいけないといった制限が出てきた為、
Windows95 OSR2では、FAT32と呼ばれる新しい方式がサポートされた。
FAT32では、ディスクを2の32乗(=約42億)の小さな単位に
分割して管理するため、
FAT16と比べてハードディスクを効率よく利用できるようになった。
一方、Windows NT/2000/XPなどでは、
ファイルが破損する恐れを最小限にとどめ、
ファイルごとにアクセスできる人を指定する機能などを持つNTFSが採用されている。
データ修復・復元 のお問い合わせはデータサルベージへ