データ復旧のデータサルベージ 、今日の記事
データ用語集、vol.77の今回は「冗長化」をご紹介します。
冗長化とは、最低限必要な量より多めに設備を用意しておき、
一部の設備が故障してもサービスを継続して提供できるようにシステムを構築すること。
例えば、Webサーバを2台用意しておき、
同じサービスを実行させておけば、
片方のサーバが故障しても、もう片方のサーバがリクエストに応えることができる。
このような「サーバの冗長化」の他にも、
インターネットへの接続回線を複数用意して、
片方が断線してもトラブルが起きないようにする
「ネットワークの冗長化」
RAIDを使用して、複数台のハードディスクに同じデータを書き込んだり、
パリティを書き込んで故障に備える
「ストレージの冗長化」
など、様々な種類の冗長化がある。
もちろん、冗長化を行うと
必要な設備が増えるためにコストは増えるが、
システムダウンの影響が大きい企業の基幹システムや
経済系システムなどでは、
安定してサービスを提供するために、
ごく一般的に冗長化構成が採用されている。
ハードディスク修復・ハードディスク修理