以下の内容は、データを消失する恐れのある内容が含まれます。
パソコンに自信の無い方や必ずデータが必要な方は通電せずにデータ復旧専門の会社に依頼する事をお勧めいたします。
パソコンが起動しないようなときは、様々なことが考えられます。
OSを構成するファイルの損傷
ファイルシステムの損傷
パソコン自体(マザーボード)の故障
ハードディスクと接続するケーブルの不具合
電源の故障
ハードディスクそのものの故障
パソコンが動くプロセス概略は、次のようになり、この範囲でもある程度の不具合は確認できます。
電源ON
BIOSの起動
ハードディスクの起動
ハードディスクの物理情報をBIOSに読み込む(容量・モデル・ハードディスク種別など)
ハードディスクに記録されたMBR(ブート情報)の起動
OSの起動
上記のBIOSの起動.ハードディスクの起動.ハードディスクの物理情報をBIOSに読み込むで大まかな切り分けはできます。
BIOSの起動.ハードディスクの起動.ハードディスクの物理情報をBIOSに読み込むで不具合がある場合、HDDの物理障害の可能性がありますので物理障害へ対応したデータ復旧会社へ依頼する事を薦めます。
BIOSの起動.ハードディスクの起動.ハードディスクの物理情報をBIOSに読み込むで不具合がある場合は、ハードディスクを取り外し違うパソコンでセカンダリ接続して確認できます。
違うパソコンでもBIOSで認識されないや認識されても接続したパソコンの調子が悪くなる場合は物理障害の可能性が高いので直ちに電源をOFFにしデータが必要であれば専門の物理障害に対応した弊社のようなデータ復旧専門会社に相談してください。※ハードディスク個体の様々な不具合によって不良セクタと認識されている可能性があります。
もしここがクリアされた場合は、OSの起動となりますので起動時にチェックディスクが掛からないよう目を凝らしてチェックディスク画面になったらキャンセルしてください。
チェックディスクのデータ再配置によって上書きされてしまうとデータ復旧が出来なくなる恐れがあります。
自分でデータ復旧を試みる場合、セカンダリ接続で認識されているハードディスクのデータ復旧は、イメージコピー・ハードディスクの物理コピーを行った上でデータ復旧・復元ソフトを使った方が良いでしょう。
※時々、自身でハードディスクのコピーを行いコピー元とコピー先を間違われる事があります。この場合我々でも復旧する事は困難です。諦めることになりますので注意してください。
※データ復旧・復元ソフトを使って復旧する時、インストール先・復旧データの保存先を障害のあるハードディスクに行われる方がいらっしゃいますが、障害HDDに書込みを行うと消失したデータ領域に上書きされてしまい復旧が出来なくなりますのでお取扱にはご注意ください。