データ復旧のデータサルベージ 、今日の記事
データ障害事例、vol.6の今回は「スパイウェア」をご紹介します。
スパイウェアとは、パソコンを使うユーザの行動や個人情報などを収集したり、
マイクロプロセッサの空き時間を借用して
計算を行ったりするアプリケーションソフト。
得られたデータはマーケティング会社など、
スパイウェアの作成元に送られる。
スパイウェアは他のアプリケーションソフトとセットで配布され、
インストール時にはそのソフトと一括して利用条件の承諾などを求められる。
また、スパイウェアはユーザに気づかれぬよう、
ウインドウなどを出さずにバックグラウンドで動作するため、
ユーザはスパイウェアがインストールされていることに気付きにくい。
スパイウェアが行う活動内容は、
実はインストール時に表示される利用条件の中に書かれているため、
インストール時にその利用条件を承諾してしまっている以上、
スパイウェアの活動はただちに違法と言えるものではない。
しかし、利用条件をまともに読む人はほとんどいないため、
ほとんどのユーザはスパイウェアに気づかず、
スパイウェアごとソフトをインストールしてしまう。
このため、スパイウェアは事実上無断で個人情報を収集しているとして、
プライバシー擁護団体などの消費者団体を中心に反スパイウェア活動が起こっている。
また、スパイウェアは一般ユーザの間でもおおむね不評で、
特にパソコンの扱いに慣れ、
パソコンの動作を熟知しているユーザほどスパイウェアを嫌悪する傾向がある。
なお、広告を表示する代わりに無料でソフトを利用できるアドウェアというものもあるが、
意味の上ではアドウェアとスパイウェアの間に直接関係はない。
しかし、アドウェアではユーザに表示する広告を選別するなどの目的で
情報収集を行っていることが非常に多く、
かなりの割合のアドウェアがスパイウェアの機能を持っている。
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