データ復旧のデータサルベージ 、今日の記事
データ用語集、vol.21の今回は「フォーマット」をご紹介します。
記憶装置固有のデータ記録方式。
また、その方式に従って記憶媒体を初期化する事。
ハードディスクやフロッピーディスクなどの記憶装置では、
記憶媒体(メディア)を利用できるようにするために、
記憶領域を小さな部分に区分けし、どの部分に何を記録したかを
管理するための領域を確保する。
この操作がフォーマットであり、媒体は使用する前に必ずフォーマットしなければならない。
フォーマットには物理フォーマットと論理フォーマットがある。
前者はディスクにどのようにデータを並べるかを決める作業である。
後者は物理フォーマットが終わった後で、
OSが使用する管理用データや実際に記録されるデータの論理的な位置を設定する作業で、
OSによって形式が異なる。
すでに利用されている媒体でフォーマットを行うと、
それまで記録されていたデータはすべて消えてしまうため、
ハードディスクなど大容量の媒体をフォーマットする際には注意が必要である。