データ復旧 のデータサルベージ 、今日の記事
データ用語集、vol.100の今回は「UNIX」をご紹介します。
UNIXとは、1968年にアメリカAT&T社のベル研究所で開発されたOS。
C言語というハードウェアに依存しない移植性の高い言語で記述され、
またソースコードが比較的コンパクトであったことから、
多くのプラットフォームに移植された。
また、学術機関やコンピュータメーカーの手によって、
独自の拡張が施された多くの派生OSが開発され、
現在ではUNIX風のシステム体系を持ったOSを総称的にUNIXと呼ぶことが多い。
代表的なものだけでも、
Sun Microsystem社のSolarisとSunOS、
Hewlett Packerd社のHP-UX、IBM社のAIX、SGI社のIRIX、
Caldera Systems社のUnixWare、
カリフォルニア大学バークリー校(UCB)のBSDとFreeBSDなどの
派生OS、Linus Torvalds氏のLinuxなどがある。
商標としてのUNIXは業界団体The Open Groupが所有しており、
SPEC1170と呼ばれる技術仕様を満たしたOSのみが、
正式に「UNIX」を名乗れることになっている。
また、各UNIXクローンOS間の互換性を確保するため、
国際標準化機構(ISO)によって、
最低限備えるべき技術仕様POSIXがまとめられている。
UNIXは一般に、完全なマルチタスク機能を搭載し、
ネットワーク機能や安定性に優れ、
セキュリティ強度が高いことで知られる。
また、1台のコンピュータを複数の人間で同時に使用することを前提に設計された
マルチユーザOSであり、
ネットワークを通じて端末機から作業することができる。
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