データ復旧のデータサルベージ 、今日の記事
データ用語集、vol.48の今回は「TCP/IP」をご紹介します。
TCPで指定される送信先ポート番号は、
既定のアプリケーション用にあらかじめ割り当てが決まっているものがある。
主な例として、FTPは20番、SSHは22番、Telnetは23番、SMTPは25番、
DNSは53番、HTTPは80番、POP3は110番、IMAPは143番、HTTPSは443番である。
通信の改装を示すプロトコルスタックは、インターネットにおいては、
4つの階層に分類される。
最下位から順に、ネットワークアクセス層、ネットワーク層(IP)、トランスポート層(TCP)、
アプリケーション層(HTTP等)となっている。
TCP/IPは、この階層からわかるとおり、物理層とは独立してため、
イーサネット、電話線を用いたDSL、光ファイバなど、
さまざまな物理階層と接続することができる。
IPv4は、2000年代初頭まで主流として使われてきたが、
アドレス部が32ビットであるため、
42億強のアドレスしか識別できない。
いわゆるアドレスの枯渇問題が生じるため、
1995年に次世代のIP規格であるIPv6規格が発表された。
これは、IPアドレス部が128ビット確保されており、
3.4×10の38乗のアドレスが区別できる。
IPv6は、IPv4と比較してはるかに巨大であり、
当面は事実上無限に近い通信対象を扱えることとなる。
IPv6はユビキタスの通信環境を実現するための基盤の一つであると考えられる。