Maxtor製ご認識ハードディスク
誤認識で表示されてハードディスク内のデータが読み出せなくなる特定ハードディスクの復旧を本格的にはじめました。
富士通製ハードディスクMPGシリーズの復旧に加え、当社データサルベージではMaxtor製の誤認識ハードディスクの復旧受付を大々的に行い始めました。
当社の今までの実績ではハードディスク 製造段階のロットごとによって作られるファームウェアの在庫数が少なかったため、復旧不可になるケースがございました。また、復旧可能になった場合でもディレクトリエントリならびに、ファイルエントリが消去されている状態でデータが抽出されるため、ファイル名とディレクトリ名が消失された状態で納品をさせていただくケースがございました。
このたび、大量にこちらの誤認識ハードディスク、ならびに大量のファームウェアを手に入れることができたため、先月10月から該当ハードディスクに対しデータ復旧を試みたところ、80%(10台中8台換算)以上もの誤認識ハードディスクからデータの復旧を行えたことに至りました。
対象となるMaxtor製 ハードディスクのモデル名
- Fireball 541DX
- 2B010H1
- 2B015H1
- 2B020H1
- Fireball 3
- 2F020L0
- 2F020J0
- 2F030L0
- 2F030J0
- 2F040L0
- 2F040J0
- DiamondMax Plus 8
- 6E020L0
- 6E030L0
- 6E040L0
障害時の例
これらのハードディスクは上のシリーズ名から “Maxtor ATHENA” “Maxtor ARES 64K” “Maxtor N40P” とPC起動時にはBIOS上で表示されます。(ハードディスク容量、LBA最大サイズ などの情報は取得は可能状態)
USB接続デバイスでハードディスク本体を接続した際の実際の表示
- 修復前:誤認識動作
- 修復後:正常動作
当社のファームウェア在庫によって復旧できるかできないかのケースがございますが、是非該当ハードディスクがございましたら、お問い合わせください。
同業者の方へ
ならびに、同業者(パソコン修理会社・データ復旧会社)様からのこの該当ハードディスクの修復依頼も賜っております。当社はデータ復旧事業を行うにあたり、データを失い、失望されている方を減らす事が私たちに求められている社会貢献の在り方だと考えております。